Day by Day-Ⅲ――メスを握る医師が手術を受ける
Day by Day-Ⅲ――メスを握る医師が手術を受ける
著 者:松田義雄
発行日:2019年7月30日
ページ数:164ページ(うちカラー4ページ)
価 格:1500円(税別)
著者紹介
(まつだ・よしお)
昭和29年 山口県生まれ。山口県立徳山高校、鹿児島大学医学部卒業。
医学博士。専門は周産期医学。
昭和55年 鹿児島市立病院産婦人科に研修医として入局。以後、東北大学医学部付属病院麻酔科、カナダ西オンタリオ大学医学部産婦人科・
生理学教室留学。
東京女子医科大学医学部産婦人科学教授・母子総合医療センター母体・胎児科長、国際医療福祉大学病院産婦人科教授、独立法人地域医療機
能推進機構三島総合病院院長を歴任し、現在、東京医療保健大学臨床教授、(医)東壽会東峯婦人クリニック 名誉顧問
平成5年度 日本産科婦人科学会学術奨励賞受賞。
周南ふるさと大志、防長倶楽部会員。
【主な著書】
『虹色の風景』『DAY BY DAY ~診察室の窓辺から~』
『DAY BY DAY- II ~今日までそしてその先へ~』
専門分野では:
『妊婦診療ガイダンス 新米ママの妊娠・出産の?疑問に答える本』
『新女性医学体系』『図説産婦人科VIEW』『DOHaDその基礎と臨床』
『CTGモニタリングテキスト』などを分担執筆始め、単著・共著多数。
本書の内容
2013年夏、それまで30年以上にわたりメスを握り続けてきた臨床医に下された病名は、手術治療を必要とするものだった――。本書の副題ともなった第一章では、医師に命を預けた経験を一患者として、また医師として綴る。第二章と、つづく第三章では、初エッセイ集『虹色の風景』を通奏低音として響かせつつ、いま・ここの視点で来し方を慈しみ、未来を志向する。
読みどころ
歴史的な人口減少社会に突入しつつある21世紀日本で、産婦人科医療の最先端にて活躍する現役医師の貴重な随筆集です。
長州出身・薩摩育ち、さだまさしや吉田拓郎を愛し、旅を好む素顔も垣間見ることが出来ます。