老童雑記
老童雑記
著 者:森村 稔
発行日:令和4年10月10日
ページ数:368ページ
定 価:税込1760円(本体1600円)
著者紹介:
昭和10年大阪生まれ。小学校3年生のとき、戦時疎開で徳島へ。徳島県立名西高等学校卒業。
東京大学文学部美学美術史学科卒業。
博報堂を経て38年にリクルートへ創業入社、平成9年退職。メディア論や文章作法担当の大学講師を経て現在無職。
著書に『クリエイティブ志願』『朝の独学』『ネクタイのほどき方』『自己プレゼンの文章術』(以上、筑摩書房)、『青空は片思い』『どこ行っきょん』『こりゃあ閑話』、歌集『寝しなの歌』『帰りしなの歌』『須臾の残響』(以上、書肆アルス)ほか。
内容紹介:
日常的に耳目に入ってくる語彙・話法のあれこれ。
些細だけど、「どうなのかな?」と感じるズレ。
そんな、日々の習慣への軽い違和感を集めてみました。
ときに昔を懐かしみ、近未来の空想もする。
自らを老童と称して「生産性」から遠く、されど豊かに、すくすく老いて87歳。芳醇な話の花束です。
読みどころ:
社会の日日に一心巡らす、ピリッと短い本格エッセイ。