朝鮮から飛んできたたんぽぽ

著 者:桜井美智子

発行日:2019年9月15日

ページ数:120ページ

価 格:1100円(+消費税)

 

著者紹介

昭和17(1942)年11月12日、樺太に生まれる。幼い頃に実の両親と生き別れ、茨城県の炭鉱労働者だった朝鮮人の父・金永希(きん・えいき)とその日本人妻ハツのもとで育つ。昭和60年から平成27年まで、新宿区高田馬場の駅前に小料理屋「こうこ」を営む。「こうこ」は作家、漫画家、落語家、写真家、新聞記者、編集者など、表現を生業とする者たちの憩いの場となり、代を継いで暖簾を掲げている。

本書の内容

金永希は、日本人女性ハツと所帯を構え、茨城県高萩炭礦の関口坑(現・高萩市)で働く日々。そこに、炭鉱役員宅の幼子が毎日遊びに来るようになる。情が通い、やがて養子に迎え、血のつながらない日本人にあらゆる愛情を注ぐ永希。だが彼は、48歳の短い生涯を閉じ、人知れず他郷の地に埋もれる。哀しくも温かい、日本と朝鮮の物語。

 

本書の読みどころ

死が日常だった炭鉱町は、笑いとユーモア、生きるエネルギーが充満しています。映画を観るように具体的なシーンが連続して描かれます。

 

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