句集 潛伏期

句集 潛伏期

著 者:橋本喜夫

発行日:令和2年5月30日

ページ数:232ページ

価 格:2600円+消費税

 

著者紹介:

(はしもと・よしお)

昭和32年北海道霧多布生まれ。58年旭川医科大学卒業。
平成10年「雪華」(深谷雄大主宰)に入会、11年「銀化」(中原道夫主宰)に入会。15年「やぶくすし」50句で第5回俳句界賞受賞。16年「銀化」同人。
17年句集『白面』刊行。18年、同書で第26回鮫島賞・加美俳句大賞スウェーデン賞・第7回北北海道現代俳句協会賞を受賞。28年「雪華」主宰を継承。

 

本書の内容

句集『白面』以来14年ぶりの第二句集。2005(平成17)年から2013(平成25)年に「銀化」、「雪華」、俳句総合誌などに発表した約2600句から404句を自選。

 序句/中原道夫
 何かの潜伏期 2005(H17)
 片翼の鷹 2006(H18)
 誘蛾燈 2007(H19)
 風葬の街 2008(H20)
 妻の口歌 2009(H21)
 初会議 2010(H22)
 燃費の悪い人 2011(H23)
 夏風邪 2012(H24)
 長き長き霧笛 2013(H25)

 達人たちの「一句鑑賞」を【見る】

 

 

読みどころ

(あえて俳句で)

ルビをふるやさしさに似て春の雪
いつもどこかに夏風邪の妻がゐる
うすものの抱きくづれたるかたちかな

自選15句より、書肆主の好きな3句を御紹介しました。

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