句集 祝ぎごろも

句集 祝ぎごろも

著者:平野ふき子

発行日:令和5年1月1日

ページ数:220p(うち、カラー4p)

非売品

 

著者紹介

(平野ふき子)
昭和11年1月1日 東京浅草蔵前に生まれる
昭和56年「富津中央ロータリークラブ」の俳句教室にて俳句を学ぶ
昭和57年、総ホトトギス会」に入会。入会と同時に「ホトトギス」「玉藻」に投句
句集に『浜昼顔』、『待春』(玉藻俳句叢書)
ホトトギス・玉藻・浮巣同人
日本伝統俳句協会会員

 

本書の内容:平成15年刊行の『待春』以降令和4年まで、「ホトトギス」「玉藻」掲載の作品から349句を自選し収録、2句組。鎌倉虚子立子記念館の句碑2句「水音を秋声として聴くことも」(平成14年)と、「傷つきし晩夏の蝶の行方かな」(平成26年、第13回鎌倉全国俳句大賞受賞)を収める。序文は星野高士先生(玉藻主宰)、跋文は三枝かずを先生(ホトトギス・玉藻同人、松風・かずさホトトギス会代表)。集名は星野椿「玉藻」名誉主宰の序句「ストックを抱きて米寿の祝ぎごろも」から戴く。

 

読みどころ:夜明けの空をイメージした、下から上へ向かって黎明のように拡がるグラデーションが美しい化粧函。この函からピンクパールを連想するシックなユーロシルク布表紙の本体が現れます。平野ふき子さんは星野立子の命日に欠かさず房総半島の花ストックを鎌倉に届けています。その色彩をも踏まえた装幀家・松吉太郎さんの意匠で、手触りも滑らか、宝石のような句集です。

 

    *本書は販売しておりません。

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