伊勢いいとこね――神宮の自然
伊勢いいとこね――神宮の自然
著者:杉浦邦彦
発行日:平成31年3月28日
ページ数:356ページ
価格:3000円+税
著者紹介
(すぎうら・くにひこ)
昭和7年5月6日、愛知県清州市に生まれる。31年、三重大学農学部林学科を卒業後、神宮司庁に入庁、営林部に所属。平成10年、同庁財務部管財課を経て退職後は、財団法人三重県環境保全事業団嘱託専門員として、三重の自然観察と保護に取り組む。
日本野鳥の会三重支部(元三重野鳥の会)初代支部長
財団法人三重県日本鳥類保護連盟評議員・専門員
国土交通省河川水辺の国勢調査アドバイザー
環境省希少野生動植物種保存推進員
三重県自然環境保全審議会委員
本書の内容
ウズラ、ヤマドリ、キジ、イカル、ホトトギス―――
伊勢神宮<鎮守の森>に飛来する野鳥の生態を四十年以上にわたり観測し、自然と共に生きることの本質を考究した貴重な記録です。
書名は、イカルの鳴き声が「伊勢イイトコネッ」と言っているように聞こえる、という「鳥の聞きなし」の紹介からとりました。講演録、新聞連載、ラジオ放送台本……いつでも机上に置いて、お好きなページからお好きな分だけお読みください。
読みどころ
20世紀下半期、伊勢神宮に飛来した野鳥の生態をつぶさに調べ記録した不刊の書。