額田王と吉野

額田王と吉野

著者:上野 誠

発行日:2012年11月11日

ページ数:48p

価格:本体952円(+消費税)


著者紹介:1960年福岡県生まれ。

国学院大学大学院文学研究科博士課程後期単位取得満期退学。

現在、奈良大学文学部教授(国文学科)。博士(文学)。研究のテーマは、万葉挽歌の史的研究と、万葉文化論。

第12回日本民俗学会研究奨励賞受賞。第15回上代文学会賞、第12回立命館白川静記念東洋文字文化賞優秀賞受賞。

歴史学や考古学、民俗学を取り入れた万葉研究で、学会に新風を送っている。

著書に『古代日本の文芸空間─万葉挽歌と葬送儀礼』(雄山閣出版)、『万葉びとの生活空間─歌・庭園・くらし』(塙書房)、 『芸能伝承の民俗誌的研究─カタとココロを伝えるくふう』(世界思想社)、『大和三山の古代』(講談社現代新書)、『魂の古代学―問いつづける折口信夫』(新潮選書、第7回角川財団学芸賞受賞)、『万葉びとの奈良』(新潮選書)、『よしのよく見よ』(角川フォレスタ)、『万葉挽歌のこころ─夢と死の古代学』(角川選書)など多数。また、オペラ『遣唐使―阿倍仲麻呂』の脚本、小説『天平グレート・ジャーニー─遣唐使・平群広成の数奇な冒険』(講談社)も好評を博している。

本書の内容:2012年11月11日初演、松坂慶子さんによる朗読劇『額田王と吉野』(主催:奈良県吉野町)のための書き下ろし原作本。

天智天皇と天武天皇の二人から愛された額田王の和歌を糸口に、大和朝廷の人間模様を追体験できる。

 

読みどころ:吉野町中央公民館大ホールでの初演は、立錐の余地もない大盛況で、たちまち再演(2013年7月27日よみうりホール)が決定したそうです。

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